シンガポールで高度不妊治療(IVF)を始める予定です。このドクターだ!と思える方に出会いたいのでドクターホッピングを始めました。今回、4人目のドクターです。
とりあえず友人のおススメドクターに会ってみた
あれほど自分で散々、しっかり下調べもしないで友人のおススメドクターだなんてナンセンスだわ。と言っておきながら、友人のおススメドクターに会ってきました。
https://nilufertea.blog/sgivfdoctor/
前回は、「このドクターはすごい有名!」という、友達にすすめられたドクターのもとでIVFを行いました。今考えると、友人のおすすめってホテルや、旅行、お菓子とかなら良いけど、2万ドル以上払うドクターには当てはまらないと思います。
こんなこと言っておきながら↑
この友人は自分が気に入るまで絶対にあきらめない不屈の精神の持ち主。例えば、一度住んだら契約上2年間は動けない賃貸を妥協するなんてありえない!と言っての35箇所の物件を下見した強者です。
不妊治療ドクターの相談は保険外です。出費で懐は痛むけど、その友人が絶賛するIVFドクターに会ってきました。
ドクターの印象 ‐ カジュアルに話せる学者タイプ
見た目はごましお白髪の頭部薄禿メガネおじさん。その割には若々しい感じの先生でした。声の艶やトーンがハキハキしていて聞きやすかったです。
プロフィール写真では黒髪ふさふさだったので最初同じ先生かな?!と疑ったほどです。プロフィール写真は定期的に更新したほうがいいね。
名前はザ・チャイニーズ(読み方難しすぎる)でしたが、喋ってみるとなんどブリティッシュ・イングリッシュ!見た目とのギャップが激しすぎます。表情豊かで冗談交じりにチャーミングに話す方でした。
イギリス育ちなのかな?とにかく、イギリスに長くいたであろうアクセント。会話しながら時々ウインクする小技を使うので、国際色豊かなインター育ちか外国育ちでしょう。
ドクターというより学者みたいな印象でした。部屋やクリニックも特に装飾もせず小ぎれいにさっぱりと整理整頓されたクリニックでした。ミニマリスト的な。
今まで経緯や前回のIVF失敗談、ドクターホッピングを始める経緯、シンガポールでIVFがバカ高いことも正直に話してみたら、そうだよね~と一応聞いてくれました。それから、「君の気持は十分に理解できる。でも前向きに考えていこう。その中で選択肢は①、②、③」と論理的に展開する先生で、私の中で今までつっかえていたモヤモヤが一気に解決しました。
話して10分ほどで「あ、この先生にしよ!」と決めました。
研究室はどこを使っているか
不妊治療ではどこの培養施設を使っているかがとても重要になります。この先生は今まで3か所の研究室を使っていたけど、結果的に成功率が一番高いのはこの病院併設の研究室だったそうです。だから今はここしか使っていないそうです
きっと先生と培養士の相性ってのもあるのでしょう。卵子と精子を授精させて、凍らせて、戻すだけって思ってたけど、培養士の選別眼(良い卵子と精子の選び方)とか、培養液の作り方とか、受精卵の凍らせ方とかいろいろ細かいテクニック的な違いがあるんでしょうね。
今まで4人のIVF(高度不妊治療)ドクターに会って話を聞いてきましたが、皆、自分が使っている培養施設を強調していました。
~小話~
医師免許は国によって限定されているはずなので、シンガポールでの医師免許を取得していない日本人医師はシンガポールでの医療行為は行えません。現在シンガポールで認可を受けている日本人医師の多くは、GPとしての登録なので、不妊治療などの専門的な医療行為はできません。
不妊治療に進む場合、日本人医師はシンガポールの専門医を紹介し、基本的に日本人限定の診療(アドバイス、下で言う精神的サポート?)のみが法律で許されているはずです。もし、間違っていたら教えてください!
http://www.interq.or.jp/tokyo/ystation/medical3.html
つまり、日本人医師と相談しても不妊治療にすすむとなるとローカルの先生がすべて執り行います。そうなると日本人医師+ローカル医師で料金は2倍?
私はローカルの先生のところにしか行かないので、よくわかりませんが。どうなんだろう、気になります。英語が不安な方は医療通訳という選択肢も。
来月の生理が来たら、この先生のところに行きます!
今日のお会計
ドクター相談料、30分で$250くらいでした。高いなやっぱり!
※正直な感想を公開すると困ることも色々あるので、具体的なドクター名や病院名は、妊活お茶会でのみオープンにしています!