人の身体は筋肉、骨、血、体液、脂肪でできており十分な水分を必要としています。ジムにあるタニタの体重計で水分量を測ったら49%しかなく、標準値を下回る水分不足でした。体重計に身長、体重、年齢を入れると、水分量が自動計算されます。女性の場合だと最低でも50%は体内水分が必要で53%以上が理想的とのアドバイスでした。
体内の水分が低いと、このような問題が引き起こされます。
- 栄養を運ぶ血の流れが悪くなる
- リンパが滞り老廃物がうまく排出されなくなる
- むくみやすくなる
- ドライアイになりやすくなる
- 脳機能が退化する
- 骨や関節が弱くなる
- 脂肪がつきやすくなる
- 血管が老化する
- 体が冷えやすくなる
体の水分が足りていないなとわかる症状
- 口の中が粘つく
- 舌に白い苔がついている
- 舌がぼてっとしている
- 肌が乾燥している
- 尿が濃い黄色
- 便秘がち、大便が固い
しかし、水は意識して毎日2リットル飲んでいるのになぁ・・・と思って中医の先生に脈診と舌診で診てもらったところ、血と水を押し出す「気」が足りていないと診断されました。つまり水がうまく体内で回っておらず、飲んだ水が胸の辺でとまっていて、末端まで水が届いていない傾向にあるということでした。
先生のアドバイスとして水は一気にガブガブのまず、朝起きてからの一杯に始まり、ちょこちょこ飲むこと。1日を通して2~3リットルを水もしくはカフェインレスの麦茶、ハーブティー、漢方茶などを中心に水分摂取する。もちろん冷たいものは飲まず、温かくしてもしくは常温で飲むこと。また、コーヒーやアルコールは水分ではなくて、水分を奪うものとして認識することでした。
その後、体内の隅ずみまで水を行き渡らせる「気」を整える鍼を打ってもらい、漢方を処方してもらいました。
東洋医学には「水毒」という概念があります。水毒とは体内の水分代謝に問題がある状態で、このような軽脱水も水毒と捉えることができます。私の場合、雨が降る前になると気圧の変化で頭痛・めまいが起こるのですがこれも体内の水分調整がうまくいっていないと起こる症状だそうです。(ちなみに漢方を処方してもらい、頭痛は無くなりました!)
- 朝起きて白湯を飲む
- 一気にガブガブ飲まない
- 1日を通してちょこちょこ飲む
- カフェインやアルコールは体内の水を奪う
- 水のほかに麦茶、ハーブティー、漢方茶などを飲む