オレガノと聞くと料理の香り付に使うハーブと思われる方が多いでしょう。オレガノは地中海、中東、東南アジアでは薬草としても古くから使われてきました。オレガノはギリシャ語に由来し、ORAS(山)、GANOS(喜び)という意味を持ちます。「山の喜び」とは知恵と経験が詰まったチャーミングな名前ですね。
天然の抗生物質と呼ばれるオレガノ・オイル
オレガノ・オイルには様々なフィトケミカルが含まれてり、科学的にも非常に優れた抗菌作用、抗炎症作用、抗ウイルス作用、抗感染作用があると証明されています。
その優れた性質からオレガノオイルは「天然の抗生物質」と呼ばれています。
サルモネラ菌、黄色ブドウ球菌、ネズミチフス菌、ウェルシュ菌、その中でもオレガノオイルは特に黄色ブトウ球菌、ネズミチフス菌に対して抗菌活性があると検証されています。
福岡県保健環境研究所年報第43号,70-75,2016

自然療法士はもちろん、最近ではドラックストアでも抗生物質の代替としてオレガノオイル推奨しています。薬として処方される抗生物質は感染病などに非常に有効であるものの副作用も高く、続けて服用し過ぎると、他の良い菌も殺してしまったり、病原菌だけではなく人の細胞にも攻撃的に作用したり、病原菌やウイルスに耐性が生まれ治りにくくなります。
抗生物質の副作用
- 他の良い菌も殺してしまい全体的に免疫が低くなる
- 病原菌だけではなく人の細胞にも攻撃的に作用する
- 病原菌やウイルスに耐性が生まれ治りにくくなる
オレガノオイルと抗生物質の違い

基本的にお薬に頼るのも苦手…でも、いざという時、お薬に変わるものがあったら・・・そんな時の選択肢の1つとして、知っておくと心強いですよね。
私も薬はなるべく飲まないようにしているので、ちょっとした不調はなるべくメディカルアロマや漢方で対応しています。
薬で良い菌も殺してしまうということは、自己免疫を上げることがむずかしくなるということ。オレガノオイルは、菌やウイルスのバランスを自然に調整し自己免疫を高めてくれる、そしてウイルスや菌に耐性を生みにくくさせることが大きな特徴です。
※耐性が全く生まれないわけではありません。
お薬の抗生物質
- 自己免疫が落ちる
- 菌やウイルスに耐性ができる
- 菌やウイルスを一気に撲滅させることが目的(※良い菌も殺す)
オレガノオイル
- 自己免疫に影響しない
- 菌やウイルスが耐性を作りにくくする
- 菌やウイルスを繁殖させない
- 菌やウイルスのバランスを自然に調整する
ひとつ欠点としては臭いがかなり強烈です!味は苦~い!なので、私はカプセルに入れて飲んでいます。私自身はドリアンも台湾の臭豆腐もOKなチャレンジャーですが、オレガノの苦さはダメでした。
薬剤師さんには「この香りが脳に作用するのよ〜」「塗っても良いんですよ〜」と言われましたが、私にはハードルが高すぎました。
オレガノオイルは感染症対策に非常におすすめなメディカルハーブのひとつです。薬になるべく頼りたくない場合の、選択肢のひとつとしてメディカルハーブを知っておくと良いですよね。
オレガノオイルの使い方
オレガノオイルを飲む、うがいとして使う
- 4−8歳:コップに1〜3滴、1日に3−5回
- 9−13歳:コップに3滴、1日に3−5回
- 大人:コップに5滴、1日に3回
Mount of Joys , oil of Oreganoで公開されている情報を参考にしました。
オレガノ・カプセル
- 4−8歳:1〜3滴+オリーブオイル5滴、1日に3−5回
- 9−13歳:3滴+オリーブオイル5滴、1日に3−5回
- 大人:5滴+オリーブオイル5滴、1日に3回
Mount of Joys , oil of Oreganoで公開されている情報を参考にしました。
オレガノオイルを体に塗る
- 1〜3滴+ココナツオイルやホホバオイルに混ぜる
オレガノオイルの効能まとめ
風邪やのどの痛み
- 風邪
- のどの痛み
- 副鼻腔炎
- 気管支炎
消化器系の不調に
- 腹痛
- 下痢
- おなかの張り
- 食中毒
- 消化不良
感染症の緩和に
- カンジダ
- 水ぼうそう
- 帯状疱疹
- 膀胱炎
- 大腸炎
デンタルケア
- 虫歯の予防
- 歯茎の腫れ
- 口内炎
- 歯周病
オレガノを料理に使う場合
- 肉料理のスパイスとして
- ピザやパスタにふりかけて
- トマトソースやチーズ、お肉の相性は抜群です
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