よもぎを探しに韓国へ

シンガポールでよもぎ蒸し+中医のプロデュースをするため、最高級品質の3-6年熟成よもぎを栽培している韓国へ仕入れとチェックに行きました。

シンガポールでよもぎ蒸し＋鍼治療なら

よもぎ蒸しに始まり、よもぎ茶、よもぎエキス、よもぎナプキン、よもぎホッカイロ、よもぎ化粧水など、よもぎハシゴの最後に「よもぎ灸」を試しました。よもぎ灸のお店は韓国語で쑥뜸방（スッㇰヅムバン）と言います。

よもぎ灸とは遠赤外線効果の高い黄土でできた筒の中によもぎ灸を入れて体を温める施術です。

よもぎ灸の効果

よもぎ灸の温熱効果で毛穴が開き、その開いた毛穴からよもぎの成分がぐんぐん浸透するそうです。温熱効果により体脂が溶け、溶けた体脂とよもぎのクロロフィルに老廃物がくっついてデトックスされるそうです。よもぎ蒸しは女性が利用する場合がほとんどですが、韓国ではよもぎ灸は老若男女共に利用する方が多いそうです。

場所はソウル駅から車で20分ほどの新興開発都市の龍山(ヨンサン)駅の近くでした。観光客は一人もいなさそうなローカルのお店。ドアを瞬間に部屋中にこもったお灸の香りがもわーんと広がります。

肌がピッカピカの笑顔の素敵な老夫婦が優しく迎えてくれました。初めての外国人の登場に驚いたようで終始どうやってここを調べたんだと聞いてきました。ちなみに、私は４か国語が堪能なので韓国語のブログからここを探しました。

店内はお洒落ではないけれど、本気モードが漂います。ガチに体質改善するぞ！という意気込みで施術を受けにくる人が多くいらっしゃいました。

今回、おすすめのお腹40分+背中40分のコース（３万ウォン）を受けました。40分には理由があって、体液がぐるりと一周するのが約90分だそうです。ちょっと気になる、「つむじ灸」というのもあったんですが、頭が煙臭くなりそうで今回は断念しました。

よもぎ灸いざ開始

何といってもお灸が大きいのに驚きました。日本だとポツーンとお灸を置く感じですが、韓国だとドーン！とお灸をセットします。この特大お灸を５つお腹に、１２個背中に置きます。熱くなりすぎないか怖い・・と伝えると、「熱くなったらこれを押して」と手にピンポーンとなるボタンを持たせてくれました。

ジワジワ温かいのが３分くらいするとかなり熱くなってきたので、「ピンポーン！熱いです！」店長のおじいさんが一つずつお灸を上にそっとあげてくれます。

ここから３０分ほどゆっくりお灸が燃え尽きるまで待ちます。よもぎ含まれるチネオールという成分が、脂肪燃焼を促し、さらには自律神経、ホルモンバランスを整えリラックス効果をもたらすそうです。隣で心身リラックスした主人が５分で爆睡し始めました　(笑)

３０分後、筒を外すと真っ黒に！だけどご心配なく黒いすすは拭くと消えます。この部分の毛穴が開いて、よもぎ成分がぐんぐん浸透しているそうです。

次に背中のよもぎ灸

背中に１２個セットしたら固定ベルトでしっかり密着させます。台座が背骨のカーブに沿ったデザインになっていて、ぴったりと肌についた感じがします。

燃やし始めて１５分くらい経つと熱くてじわりと汗が出てきます。終わった後もずっと体がポカポカして、零下５度の真冬の韓国でしたが芯から身体が温まったので外に出ても３時間は全然寒く感じませんでした。

今回は１回しかできなかったのですが、近くにあれば週２回くらいは通いたいなーと思えるほどの満足度！よもぎLOVEがますます大きくなる体験でした。

ただ、よもぎ灸の施術後は洋服と髪がかなり煙臭くなることは承知の上で行ってみてくださいね～特大よもぎ灸本当におすすめです！

よもぎ灸の効果

ABOUT ME

Nilufer

皆さまの美と健康をサポートいたします。「自分の底力を上げるケア」と題し、シンガポールにて、よもぎ蒸しｘ東洋医学（鍼と漢方）ｘハーブ関連事業を展開。