~捨てる部分も上手に利用すれば立派な薬膳に~
春は自律神経が乱れやすく、頭痛や肩こり、ドライアイや皮膚のトラブルがおこりやすくなります。日常的に食べている食材には薬のような働きがありますが、野菜の捨てる部分を使って簡単な薬膳が作れます。
・慢性的な頭痛や肩こりは、血液の循環をよくすると改善されます。
キャベツの芯やブロッコリーの芯にはカリウムやビタミンCが含まれており、体調を整える働きがあります。
芯の柔らかい部分を薄くスライスしてスープや味噌汁の具にしたり、甘酢漬けにして食べるとおいしくいただけます。
・ドライアイや皮膚トラブルにはビタミン類が効果的です。
ニンジンはカロテン、ビタミンA、B、C、カルシウム、カリウムなどを多く含む野菜で、昔から疲れ目や肌荒れに効くと言われてきました。
油と一緒に摂ると吸収率がアップするので、キンピラにするのがおすすめです。
ニンジンの皮とダイコンの皮をゴマ油で炒め、お酒と醤油を少量加えて味をつけます。
箸休めながら、薬膳効果が高い優れものの一品です。
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